世界最大サイズの波がブレイクする事で知られるポルトガルのビッグウェイブスポット「ナザレ」。
一定以上のサイズになると人間のパドルでは乗れなくなるので、ジェットスキーのアシストを利用したトウインサーフが一般的ですが、パドルインサーフで限界のサイズの波を狙うサーファーも存在します。
今回の動画は、2018/2019年シーズンにトップレベルのビッグウェイブサーファーがパドルインでチャージしたナザレでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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基本的には、ナザレはトウインサーファーが狙うビッグウェイブスポットのため、パドルインでのベストコンディションになったとしても、トップレベルのビッグウェイブサーファーが集まることはレア。
では、なぜそんなレアな状況が実現したのか?その理由は、BWT(ビッグウェイブツアー)イベントのナザレチャレンジが開催されたため。
BWTイベントはトウインではなくパドルイン開催であり、イベントにゴーサインが下された2018年11月はBWTサーファーが集結したためです。
今回のセッションが繰り広げられたのは、ナザレチャレンジが開催された3日後のこと。
イベントが終われば、各サーファーはホームへと帰っていくのですが、イベント開催時と同じくらいのコンディションになるとのことで帰国を延期して残っていたサーファーが多かったそうです。
ナザレに限らずパドルインのビッグウェイブセッションの場合、大半のライディングは波に掴まって巻かれることになります。
それでも、一本でも波をしっかりと乗り切りメイクすることを目指し、チャージを繰り返すビッグウェイブサーファー。
壮絶なセッションとなっています。