11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(47歳)。
コンテストシーンにおいて数々のドラマを演じてきた偉大なるワールドチャンピオンであり、今なお現役CT(チャンピオンシップツアー)サーファーとして活躍。
そんなケリーによる記憶に残るライディングは数えきれないほどありますね。
今回の動画は、コンテストとフリーサーフィンでケリー・スレーターがこれまで見せてきたベストライディング映像をお届けします。
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ワールドタイトル獲得数も然ることながら、これほどまでにケリーがファンから愛される理由は、コンテストでの信じられないようなパフォーマンスにあるのではないでしょうか。
特に過去のコンテストシーンでは、フリーサーフィンとは違い、ワイプアウトを減らすために少し抑えたサーフィンが基本でしたが、ケリーのミラクルライドは100%以上の力を出していますし。
ケリーの感覚としては、見ているギャラリーもストークするようなファン目線のパフォーマンスを意識していたと思います。
以前にウイメンズの7×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモアが「コンテストになると自分のベストサーフィンを引き出せるの」と口にしていました。
つまり、ごく一部のトップアスリートのみ可能と言えるプレッシャーを自分のパワーに変えられるタイプであることに間違いないでしょう。
そんなケリーによる今回の動画は、ラストシーンは2005年のチョープーイベントでのバランスを崩しながらプルインしてメイクしたミラクルバレル。
冒頭の二本目は、2014年にポルトガルでのフリーサーフィン中に世界初メイクとなったFS(フロントサイド)エアリバースのダブルスピンと目の離せないライディングの連続となっています。
ちなみに、今年はワールドツアー最後の年になると言われているケリーは先日、今シーズンはドキュメンタリーの撮影も行っていると言ってました。
オンラインでイベント毎のシリーズ作品をリリースするのか、シーズンが終わってから一本の市販作品とするのか分かりませんが、そちらも楽しみにしたいところです。