Photo: WSL

現地時間2019年9月21日(カリフォルニア)、ウェイブプールのサーフ・ランチを舞台にしたメンズCT第8戦とウイメンズCT第7戦「Freshwater Pro(フレッシュウォーター・プロ)」が終了。

メンズはガブリエル・メディナ、ウイメンズはレイキー・ピーターソンの優勝という結果となりました。

今回の記事は、フレッシュウォータープロのイベントレポートや動画などといったニュースをお届けします。


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フレッシュウォータープロ

CTイベントとしては唯一ウェイブプール開催ということで、通常の海でのCTイベントとはフォーマットが異なるので、まずは下記リンク先をチェックして下さい。

メンズレポート

ボーナスランからスタートしたイベント最終日の本日。終わってみれば、強かったのはガブリエル・メディナとフィリペ・トレド。

ファンサイズでのコンディションになると、この二人のマニューバのメイク率の圧倒的な高さが如実に現れました。

その二人の中で明暗を分けたのは、ガブリエルのバックサイドの上手さ。スコアを見れば歴然ですが、フィリペはフロントサイドはずば抜けているものの、バックサイドのスコアは奮いません。

一方、ガブリエルはフロントサイドもバックサイドもコンスタントにハイスコアが出せるパフォーマンスを見せるので、その差がフィリペが準優勝に終わった理由です。

ガブリエルがバックサイドも得意な理由はCTイベント会場にあるのかなとも思います。

CTイベント会場で、ターンメインとなる波質のレフトはほとんどないので、ガブリエルがCTでタイトルを取るにはバックサイドが欠かせないためです。

オールラウンドなガブリエルですが、ショーマンシップという観点ではフィリペに軍配が。ガブリエルはイベントを通して確実にハイスコアの出せるカラプトに固執し、一方のフィリペはファイナルのラストランではクリエイティブなライディングを。

そのライディングとは、ライディング後半でショービットを入れてスイッチスタンスになり、スイッチスタンスでバレルの中へ。メイクしていればフィリペが優勝したことでしょう。

フィリペ・トレドのスイッチスタンスバレルリプレイ

ワールドタイトルもかかってくるので勝ちに固執したガブリエルでしたが、やっている事は半端じゃなく、ファイナルではエアリバース、カラプト、ラウンドハウスからのリバースと3つのパントを一本の波でメイク。

コールされたスコアはパーフェクト10に限りなく近い9.93でした。ミドルセクションで一つだけパントを入れて失速し、波に取り残されたりするCTサーファーさえいた中、明らかに頭一つどころかそれ以上抜きん出ていました。

ガブリエル・メディナのベストライド@ファイナル

イベント結果

ウイメンズレポート

今年はエアリアルを狙うサーファーが増え、レベルが高くなっていたウイメンズ。

その象徴と言えたのが、ファイナルではラストセクションでエアリバースをメイクしてシングルハイエストスコアとなる9.33をマークしたレイキーのライディング。

レイキー・ピーターソンのベストライド@ファイナル

マシンウェイブのウェイブプールということで、今後はウイメンズもトップを狙うなら、エアリアルに取り組まなければならないと示したかのような瞬間に思えました。

ターンだけでコンテストに勝てるカリッサ・ムーアでさえも、エアリアルを取り入れていたほどでしたし。

カリッサ・ムーアのボーナスランでの9.43

モダンウェイブプールの誕生で反復練習が可能になることから、急激にレベルアップが加速するとは何度となく言われていましたが、今イベントでは未来の姿を反映させたかのように感じました。

イベント結果

ハイライト動画

最新CTランキング

メンズ

今年は早くもランキングトップに立ったガブリエル。例年であればヨーロピアンレグから一気に追い上げてくるので、3度目のワールドタイトルに向けてかなり余裕が生まれたと言えます。

一方、CTランク2位へと落ちたフィリペですが、気になるのは痛めているバック(背中なのか腰なのか不明)の容態。

これが原因でISAイベントは最終日を棄権し、フレッシュウォータープロには出場して準優勝しましたが、最終ライド後のインタビューでは「めちゃくちゃ痛い」とコメントしていましたので。

ヨーロピアンレグは後10日後にはスタートするので、タイトルレースを戦える程度であれば良いのですが気になります。

ウイメンズ

ウイメンズはようやくレイキーがランキングを上げてきましたね。今季はスロースタートだったレイキー。

5月のマーギーズプロまでのランキングではアメリカ勢で4番手で、ISAイベントには出場できなかったのですが、現在はカリッサに次ぎアメリカ勢で2番手となり、オリンピック出場権も見えてきました。

上位陣では、ワールドチャンピオン経験のないレイキーとサリーが、今後どのような活躍を見せてくるのか注目です。

まとめ

次なるCTイベントは舞台をフランスに移し、男女同時開催ながらもイベント名が異なり、メンズがCT第9戦「Quiksilver Pro France」、ウイメンズがCT第8戦となる「Roxy Pro France」。

ウェイティングピリオドは男女共に2019年10月3~13日の設定となっています。

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公式サイト(メンズ)「Freshwater Pro

公式サイト(ウイメンズ)「Freshwater Pro

2019年フレッシュウォータープロの過去記事

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