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様々なジャンルに細分化されているサーフィンコンテスト。

世界的に王道となるのはQS(クオリファイングシリーズ)やCT(チャンピオンシップツアー)といったWSL(ワールドサーフリーグ)イベント。

ですが、エアリアルに特化したエアショーやビッグウェイブに特化したビッグウェイブイベントなど、各分野のスペシャリストをフィーチャーしたイベントも増えてきています。

今回の記事は、米国フロリダ州ジャクソンビルビーチで先週開催されたレッドブル主催エアショー「2019 Red Bull Night Riders」のハイライト動画をお届けします。


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王道とは異なるエクストリームな分野にフォーカスを当てているレッドブル。そのレッドブルイベントということで、ただのエアショーではありません。

2010年に初開催となった同イベントは、ナイトライダーというイベント名の通り、開催時刻は日没後となるナイトタイム。

エアショーは、基本的にエアセクションやランプと呼ばれる飛び出すためのセクションが求められるので、波のコンディションによってはエアリアルどころではなくなります。

そこでレッドブルが取り入れているのが、ジェットスキーアシスト。

いわゆるジェットスキーに牽引してもらってサーファーが波に乗るトウインにより、波のサイズが小さかろうが、パワーレスであろうが、エアリアルに必要なスピードを人工的に生み出すのです。

イベント参加者は、バララム・スタック、コリー・ロペス、エリック・ガイゼルマン、トンムプソン3兄弟(エヴァン、コディ、トリスタン)といったアメリカ東海岸を代表するエアリアルサーファー6名。

各サーファーに与えられた持ち時間は15分で、その間にメイクしたエアリアルのスコアで勝敗を決めるという内容です。

今年の同イベントを制したのはバララムで、優勝賞金の5千ドルを手にしたとのこと。

ナイトサーフィンイベントは何も珍しくはなく、フランスのアングレットではWSLのスペシャルイベントとして開催されたりもしています。

しかし、今回の場合はエアショーであり、さらにトウインでのエアリアルといった複数の要素がプラスされている点が面白くあり、レッドブルらしさを感じられるイベントではないでしょうか。