サーファーにとって大人気エリアであるインドネシアのバリ島の波情報を提供してくれる「Surfers of Bali」による月間ダイジェスト動画。
オフシーズンとなる雨季真っただ中の1月ということで、フィーチャーされているサーフエリアは概ね絞られています。
今回の動画は、「Surfers of Bali」が公開した2021年1月におけるバリ島の波動画のハイライト映像をお届けします。
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1月に撮影されているエリアは、チャングー、クラマス、ブキット半島の3か所。
年間を通してSOBの動画でチャングーが多いので、おそらくチャングーがフィルマーのホームなのだと思います。
クラマスは雨季の季節風がオフショアとなるサーフスポットなので、スウェルさえ入れば誰もが狙うブレイクですね。
ブキット半島はバリ島最南端のエリアであることから、最もスウェルへの反応が良いエリア。
インドネシアで雨季がオフシーズンとなる理由は、ビッグスウェルが入る頻度がコンスタントではないから。
つまり、一般的なサーフスポットで波のサイズが小さい時に、他よりもサイズがある場所にサーファーが集まるのは必然。
そのためブキット半島がフィーチャーされるのです。ただ、ブキット半島と言っても、東部、西部、南部に分けられます。
東部はヌサドゥアが有名で、雨季の季節風がオフショアとなることから雨季に人気のスポット。
西部はウルワツやパダンなどのワールドクラスのサーフスポットが集まるエリアですが、雨季は季節風がオンショア。
そしてあまり知られていない南部ですが、季節風はサイドオフで、スウェルの向き的に最も反応が良いことは容易に想像が付きますね。
このように考えると、ブキット半島とだけ記されているブレイクがどの辺りなのか目星を立てられることでしょう。