Photo: WSL / DANIEL SMORIGO

2019年ワールドチャンピオンのイタロ・フェレイラ「Italo Ferreira」(27歳)。

東京五輪ではオリンピックデビューしたサーフィン競技で初代金メダリストに輝いたりと勢いに乗っているサーファーの一人ですね。

そんなイタロのホームはブラジルのリオ・グランデ・ド・ノルテ州バイア・フォルモサで、紛れもないローカルヒーローです。

今回の記事は、イタロ・フェレイラのホームにイタロの銅像が建設されたニュースをお届けします。


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イタロのホームは、リオデジャネイロやサンパウロと言った都市部ではなく、ブラジル北東部に位置する小さな漁村。

学生時代にサーフィンの才能を見出され、ブラジリアンストームの一人としてスカウトされ地元を離れたことはあったものの、現在も拠点を構えているのはバイオ・フォルモサ。

世界を転々とする移動続きの日々ということで、普通に考えれば利便性の高い場所に拠点を移した方が移動時間の短縮など効率が良くなります。

実際、ロサンゼルス国際空港が近くサーフ業界中心地である南カリフォルニアへと拠点に移すプロサーファーは多く、典型的な例はアメリカ東海岸出身のサーファー。

アメリカ人以外にも、ジョーディ・スミス、アドリアーノ・デ・スーザ、フィリペ・トレドも南カリフォルニアをホームとしています。

にもかかわらず、イタロは今なお生まれ育ったエリアをホームとしているので、地元住民にとっては最高のローカルヒーローと言えるでしょう。

そんなイタロの銅像が建てられたのはポンタルビーチで以下の場所となります。

今回の嬉しいニュースに関するイタロのSNS投稿は以下となります。

自分の銅像が建てられるなんて今まで想像したことがなかったし、これほどまでに美しすぎる夢ってある!?

しかも、建設された場所は、僕が生まれ育ち、サーフしながら友達と成長し、世界で戦えるサーファーにさせてくれたポンタルビーチって言うのが尚更凄いね。

健康でありながら、国のため、州のため、ホームタウンのため、特にブラジル北東部のみんなのためにエネルギーを費やしていける機会を与えてくれる神様に感謝しています。

さて、イタロに限った話ではないのですが、ブラジリアンによる世界を舞台に成り上がって様子をリアルタイムで見ていると半端ではないですね。

この世の中に夢物語など無く、何事も実現可能性は十分にあり得ると勇気を与えてくれます。

イタロ・フェレイラの昨年までの過去記事

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