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Photo by Brent Bielmann/World Surf League

現地時間2024年2月7日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのパイプラインが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント初戦「Lexus Pipe Pro」が開催。

イベント3日目となった本日は、ようやく今シーズンのウイメンズラウンドがスタートとなったものの、ラウンド1のみ開催で終了となりました。

今回の記事は、2024年パイププロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

公式サイトによる波のサイズは3~5フィートで、バックドアバレルもしくはターン勝負というコンディションになった本日のウイメンズのオープニングラウンド。

昨日の波予報で触れたのですが、ウイメンズはスウェルが入り始める9日スタートになる可能性もありました。

ですが、強行突破のように本日スタートしたのは、サーファーの負担を少しでも軽減という意味合いがあったのかもしれません。

と言うのも、9日スタートになれば9日に3ラウンドこなす必要があるサーファーが出るため。

9日までに1ラウンドでもこなしておけば、それだけサーファーのメンタルとフィジカルの温存に繋がり、ベストパフォーマンスを期待できるためでしょう。

だからこそ、本日は敗者復活戦のラウンド2の開催を見送ったのだと思います。

さて、ラウンド1は厳しい展開となり、18名のサーファーが出場してトータルスコアが2桁に達したのはわずか4名のみ。

そんな中、本日のシングルハイエストスコア8.50とトータルハイエストスコア15.83をマークしたのはモリー・ピクラム。

モリーと言えば、ヴァンズ開催に替わったパイプマスターズの初代チャンピオンで、本日はバックドアメインだったのも大きい要因でしょう。

モリーの勝利者インタビューは以下の通り。

今朝は相当タフなヒートになったから、波をキャッチできたのは本当にラッキーだった。

今年はワールドタイトル、オリンピックでの金メダルにフォーカスしつつ、楽しみながら自分のサーフィンを見せていけたらって考えているわ。

個人的に印象深かったのは、ツアールーキーであるソイヤー・リンドブラッドの活躍。

ツアーデビューヒートにしてわずか4名しかいないトータル2桁スコアをマークした1人で、レイキー・ピーターソンとジョアン・デフェイというベテランを抑えての1位通過はインパクトがありました。

また、ウイメンズの場合はバレルライドだと圧倒的にフロントサイドを得意とするのが顕著ですが、本日のソイヤーはバックサイドとなるバックドアバレルをメイクした点も鮮烈でした。

本日のラウンド1で3位敗退となり、敗者復活戦のラウンド2送りとなった6名のサーファーは以下の通りです。

*カリッサ・ムーア
*ベティルー・サクラ・ジョンソン
*イザベラ・ニコルス
*レイキー・ピーターソン
*タティアナ・ウェストン・ウェブ
*インディア・ロビンソン

本日の結果

ハイライト動画

波予報

今後の予報ですが、明日8日はオフにするとすでに発表されました。

そしたら残るイベント期間は9~10日の2日間のみとなるので、両日にイベントを開催して終了という流れになります。

9日の予報は、午前がフェイスで4~6フィート、午後が6~8フィートで最大セットが10フィートほどまでサイズアップ。

10日は午前が6~8フィートで最大セットが10フィートほど、午後が5~8フィートへサイズダウンの予報。

いずれの日程もオフショアが吹いてクリーンコンディションになる見込みなので、イベント最終日にふさわしいコンディションでフィニッシュとなりそうです。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、日本が19時間進んでいます。

明後日のファーストコールとなる現地時間の2月9日午前7時45分は、日本時間では2月10日午前2時45分となります。

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公式サイト「Lexus Pipe Pro

2024年ビラボンプロパイプの過去記事