ニュージーランドを代表する航空会社のニュージーランド航空。同航空会社は、斬新なマーケティング手法で、度々、世界中で話題となっています。その手法こそが、機内に乗っている時に流れる機内安全ビデオ。

過去には、ボディペイントしたスタッフを起用した作品がありました。また、映画「ホビット」の公開記念として、同作品とコラボしたビデオも、世界中から注目を集めましたね。

今回の動画は、そんなニュージーランド航空による新しい機内安全ビデオの映像となります。当ブログで紹介するということで、今回のテーマとなっているのは世界のトッププロサーファー。


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ウォータースポーツを大々的に観光資源にするべく、今年3月にはニュージーランド全土を対象にしたイベント「ザ・アルティメイト・ウォーターマン」を開催しているので、サーファーを起用した作品作りを行ったのかと思います。

登場するサーファーは順に、アラナ・ブランチャード、アナスタシア・アシュリー、ガブリエル・メディナ、ミック・ファニング、大野修聖、レイアード・ハミルトン、リカルド・クリスティ、マズ・クイン、ペイジ・ハレブ。

日本の大野プロが登場するのは驚きですね。そこで、ニュージーランドを訪れる外国人観光客の国別訪問者数を調べてみると、2013年11月末までの一年間でのデータで、圧倒的多数はオーストラリア。

2位となっているのが中国、そして、アメリカとイギリスに次いで、日本は5位という順位なのです。この結果に加え、ウォータースポーツを売りにして興味を持つアジア諸国ならばと考え、最適な対象となるのが日本であり、大野プロが起用されたのかと思います。

大抵の場合、飛行機で機内安全ビデオが流れても見向きもしない方が多いと思います。しかし、ニュージーランド航空のよう、アイディア作品にすることで、思わず見たいと思わせるのは、とても上手いやり方ですね。