トウインサーフ(ジェットスキーによる牽引で波に乗るスタイル)で世界最大の波を追い求めるギャレット・マクナマラ(47歳)、そして、そんなギャレットをサポートするためにメルセデス・ベンツ社が立ち上げたMBoardプロジェクト。
プロジェクト内容は、メルセデスの技術力を駆使し、モンスターウェイブに乗るギャレットのトウイン用ボードを作り上げようというもの。過去には、以下の様なボードを製作しています。
ビッグウェイブサーファーであるギャレット・マクナマラ仕様スーパーサーフボード
メルセデス・ベンツ社とギャレット・マクナマラのコラボボード第二弾
今回は、飛行機の翼に使用される高密度フォームを使用したボード。最大限のフレックス性能を得ることで、波のフェイスのバンプ(コブ)にヒットした時の衝撃を吸収し、ワイプアウトを避ける目的があると言います。
テストの舞台となったのは、マックスサイズとなった2014年12月のナザレ(ポルトガル)。過去記事にもある通り、エゲツないサイズです。しかし、この波であっても、ギャレットがニューボードをテストしたという事は、それだけ信頼している証ですね。
ライディング映像を見ると、まるでCG映像のように感じられますが、現実のものです。実際に乗ってみた感想は「フェイスのバンプでも、しっかりと衝撃を緩和してくれたよ。ナザレで60ftを超えると、これまではワイプアウトしないようにショルダーに向かうのがやっとだった。でも、このボードだとターンができるから、ディープなポジションでライディングできて楽しいよ」とコメントを残しています。
あの波で楽しめるなんて、やはり尋常ではないですね・・・。
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