サーファーにとって大人気エリアであるインドネシアのバリ島の波情報を提供してくれる「Surfers of Bali」による月間ダイジェスト動画。
すでに時期的には雨季へと移り変わった12月が対象の今回は、ここ数年は季節の移り変わりが多少前後することはあるものの、気候的にも雨季らしくなったそうです。
今回の動画は、「Surfers of Bali」が公開した2020年12月におけるバリ島の波動画のハイライト映像をお届けします。
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雨季と言うことで、特徴としては乾季ほどコンスタントにはビッグスウェルが入らず、季節風が西寄りに変わるので東向き沿岸がオフショアとなります。
そのため、バリ島東海岸を代表するライトハンダーのクラマスでの映像が徐々に増えていますが、チャングーといった西海岸の映像、そしてブキット半島のブレイクの映像も見られます。
チャングーと言うと、近年ではバトゥボロンの人気が高く、ヨーロピアンを中心とした多くのサーファーを集めています。
ただ、バトゥボロンをサーフスポットとしてチャングーと呼ぶのか人によって異なり、住所的には「チャングー」なのですが、私はチャングーではないと思います。
では、サーフスポットで「チャングー」がどこに当たるのかと言うと、「ペレレナンビーチ」と「エコビーチ」。
上記2つのビーチは河口の北側がペレレナンビーチ、南側がエコビーチと1つのエリアとして繋がっています。
そしてペレレナンビーチはライト、エコビーチはライトとレフトの両方ブレイクするサンドバーから成ります。
ちなみに、月間ダイジェストを公開している「SOB」も同じ認識で、チャングーとバトゥボロンの表記を分けています。
もう一点興味深いのは、ここ数カ月で増えてきている「The Bukit」というエリア。
これはバリ島南部に位置する「ブキット半島」のどこかという意味になり、西部にはウルワツやパダン、東部にはヌサドゥア、南部にはニャンニャンやグリーンボールがあります。
スウェルへの反応が良い場所がどこなのかを考えればエリアを絞ることができますし、Youtubeで英語検索をすれば答えを示している動画もあるので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。