2019年ワールドチャンピオンで東京五輪金メダリストのイタロ・フェレイラ「Italo Ferreira」(27歳)。
CT入り前は世界的な注目若手ではなく、ダークホース的存在としてワールドツアー入りを果たし、ツアー歴5年目にワールドタイトルを獲得することに。
そんなイタロはスーパーグロムではなかったので、若い頃のストーリーについてはあまり知られていません。
今回の動画は、イタロ・フェレイラのこれまでのライフストーリーを綴ったドキュメンタリー作品「The Curious Tales of Ítalo Ferreira」をお届けします。
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近年ではサーファーの息子がプロサーファーになったり、プロサーファーの2世など環境に恵まれたサーファーが増えています。
親がサーファーならサーフトリップなど若くして経験を得られますし、親がプロサーファーなら若くしてスポンサーが付くことも珍しくないですし。
そんな中、両親がサーファーでもなく、ブラジルの田舎の漁村で育ったイタロ。
クーラーボックスの蓋をサーフボード代わりにして波乗りを始めたというイタロのストーリーは有名ですね。
そんな少年がサーフィン界においてトップの座に輝くまでの様子をまとめたのが今回の作品。
イタロの地元の仲間、そしてプロサーファーのシェーン・ドリアンやミック・ファニングも登場します。
ちなみに、私はこの作品で初めて知ったのですが若かりし頃のイタロにとって憧れの存在だったのはミックだったとか。
イタロの爆発的なサーフィンを考えると、タジ・バロウなんかに憧れてたと思っていました。
そのイタロがミックの引退イベントとなったベルズビーチにて、ファイナルでミックを破ってCTイベント初優勝を果たしたのは運命めいたものを感じてしまいます。
今作では2019年ワールドタイトルまでの道だけでなく、今年オリンピックで金メダルを獲得したシーンまでカバーしています。
ガッツリとイタロのサーフィンをフィーチャーした作品ではなく、イタロの人となりを知れると言う点において興味深い作品となっています。