サーフィン界の変革期を経験してきたフィルムメーカーのカイ・ネヴィルとフリーサーファーのクレイグ・アンダーソン。
従来のやり方が一変するほど並大抵ではない変革でしたね。
そんな二人がタッグを組み、プロサーファーとフィルマーによるアイウェアブランド「EPOKHE(エポキ)」から最新フリーサーフ動画が公開されることに。
今回の動画は、クレイグ・アンダーソンをフィーチャーしたフリーサーフィンムービー「Ceremony」をお届けします。
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カイは元々、90年代に一時代を築いたテイラー・スティール監督が、ハイパフォーマンスムービーの自身の後継者を探して見つけた逸材。
ただ、カイの時代になるとコンテストサーファーのアスリート化により、テイラー時代のようにCTサーファーのフリーサーフといったテイストは難しくなりました。
決定打となったのは、SNSの普及によりショートムービーが好まれるようになり、長編サーフムービーの製作そのものが難しくなってしまいましたね。
フィルマーのインタビューでは、時代に逆行した作品作りのスポンサー探しが厳しくなったなどの声がありました。
クレイグのケースはシンプルで、米国クイックシルバーの経営不振で、ケリー・スレーター、デーン・レイノルズに続いて契約解消となりました。
そんな不遇を味わった二人ですが、やはりタッグを組むと素晴らしいコンテンツを提供してくれる事は間違いないですね。
個人的に印象に残っているカイ作品による長編サーフムービーのラストとなったのは、2015年リリースの「Cluster」。
今後もオールスター系のサーフムービーのリリースを期待したいところです。