これまでにハワイアンレグとして、パイプラインとサンセットでの2つのCTイベントが終了。
そして現在のメンズのCTランクトップに立っているのが、いずれのイベントもワイルドカード出場したオアフ島ノースショアローカルのバロン・マミヤ「Barron Mamiya」(22歳)。
今回の動画は、バロン・マミヤ本人のYoutubeチャンネルで公開された優勝したサンセットビーチでのCTイベントの舞台裏映像をお届けします。
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パイプラインではケリー・スレーターに敗れはしたものの9位の結果を残し、続くサンセットでは優勝したバロン。
そしてCTサーファーではないにも関わらず、現在のCTランクトップというサプライズな現状となっています。
当然、CTランクトップという事はイエロージャージ着用となるので、次戦となるポルトガルイベントへの参戦も決定。
ここで興味深いのが、今季からスタートとなるミッドシーズンカット。
今季は5戦を終えた時点のトータルポイントで、来季ツアー残留となるサーファー以外はツアー脱落となります。
つまり、ミッドシーズンカットの足切りに引っ掛からなければ、2023年シーズンのCTサーファーとしてのスポット確定となるのです。
で、現在のバロンのポイントと2019年の第5戦を終えた時点でのトップ22入りのポイントを比較すると、バロンは現時点で難なくパスしています。
ということは、すでに2023年シーズンのCTスポットを獲得したと言っていいでしょう。
今回のバロンの結果を見て、ミッドシーズンカットはワイルドカードにとって有利に働くのかと実感させられました(短期の結果がものを言うので)。
また、ハワイアンレグからスタートという事は、ワイルドカードはハワイアンが必然的に多くなるので、ハワイアン有利とも言えます。
なにはともあれ、ミッドシーズンカットの影響がどのように波及してくるのか実例が出た点は面白いなと感じました。