シーズンの折り返し地点となるミッドシーズンカットを終え、後半戦へと突入することになるワールドツアー。
そのツアーに帰ってくるのが、昨シーズンのワールドチャンピオンであり、3度のワールドタイトルを獲得しているブラジルのガブリエル・メディナ「Gabriel Medina」(28歳)。
今回の動画は、ガブリエル・メディナによるGランドのようなレフトがブレイクしたホームであるマレシアスで撮影されたフリーサーフィン映像をお届けします。
スポンサーリンク
マーギーズプロでは、ビデオ通話でコメンテーターと会話していたガブリエル。
そんなガブリエルがついにツアー復帰することはすでに発表されていて、復帰イベントの会場はインドネシアのGランド(グラジガン)。
昨季のガブリエルの活躍を振り返ると、全7イベントに出場してファイナル進出が5イベントで優勝が2回。
約70%の確率でファイナリストになっている計算となるので、異常なほどの強さだったことが分かります。
ですが、そんな華やかな活躍の陰で、プライベートでは家族間の関係が上手く行かず、精神的な不調を訴えて今季前半戦は休養を取っていました。
さて、ガブリエルの復帰という事で、ハードモードになるのが現在のトップシードのCTサーファーたち。
CTイベントはシード順でヒートの組み合わせが決まり、早期ラウンドでトップシードが対戦するのはシード順位の低い相手。
つまり、トップ同士が対戦するのはイベント終盤となるのですが、ガブリエルはツアー離脱していたことからシード順位を落としているので、早期ラウンドでトップシードと対戦することになります。
となると、WSLファイナルに向けてポイントを稼ぎたいにもかかわらず、早期ラウンドでガブリエルと対戦して早期敗退となる恐れがあるので、ガブリエルのツアー復帰を素直に喜べないCTサーファーもいることでしょう。
Gランドはガブリエルにとってフロントサイドとなるレフトハンダーであり、ハイパフォーマンス系と最も得意とする波質の会場。
復帰戦でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか注目ですね。