ジェイミー・オブライエン ザ・ウェッジ キャッチサーフ

初心者サーファーの練習ボードとして知られていたソフトトップ(日本語ではスポンジボードやソフトボードと呼ばれています)。素材がソフト(柔らかい)なため、ボードの取り扱いに慣れていない初心者が、体にぶつけても安全なためですね。

しかし、真っ直ぐライディングするだけの初心者と異なり、ターンをするようになった中級者以上になると、スポンジボードにはデメリットが生まれます。

ターンをする時、サーファーは浮力のあるレールを水中に沈めます。浮力のあるものを水中に沈めると、浮かび上がろうと反発力が生まれ、その反発力を生かすべく、レールを抜く事でターンをするのです。しかし、柔らかいスポンジボードだと反発力を吸収し、通常のボードほどドライブしないためです。

今回の動画は、そんなスポンジボードを使い、JOBことジェイミー・オブライエン「Jamie O'Brien」(32歳)が、南カリフォルニアのザ・ウェッジでフリーサーフする映像をお届けします。


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パフォーマンス性能においては、通常のボードよりも劣るスポンジボード。しかし、ジェイミーは頻繁にキャッチサーフ社のスポンジボードを使います。その理由はなぜか!?

スポンジボードは柔らかいので、波のパワーを吸収してしまうと前述しました。これはデメリットでもあり、メリットでもあります。というのも、通常の固いボードであれば、波のパワーをもろに受けるので、折れやすいとも言えます。

しかし、折れにくいスポンジボードであれば、パワフルなショアブレイクや水深の浅いサーフスポットであっても、あまりボードの心配をする事なく攻めやすいためです。

今回ジェイミーがサーフしているザ・ウェッジは、まさにパワフルなショアブレイク。通常のボードならば、何本も折れてしまうことでしょう。しかし、スポンジボードだからこそ、チャージを繰り返せるわけです。

ちなみに、ジェイミーが映像で乗っているスポンジボードは、キャッチサーフからリリースされている自身のシグネチャーモデルです。

映像の見所ですが、世界最高峰のサーフスポットと言われるパイプラインの顔であるジェイミーだけに、バレルを狙うグラブレールの体勢が完璧です。とても参考になりますね。また、0:31~からはスイッチスタンスで乗っているのが印象的です。

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ジェイミーがこれまでザ・ウェッジにチャージした過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。

ザ・ウェッジ+ジェイミー・オブライエン=ボードトランスファー

ザ・ウェッジのエンターテイメントウェイブ:ジェイミー・オブライエン