マラモア アイルランド

ビッグウェイブサーファーと言っても、サーファーによって求める波のタイプは様々ですね。大きく分けると、ジェットスキーに牽引してもらって波に乗るトウインサーフ、自力で波に乗るパドルインサーフの2種類あります。

トウインとパドルインでも狙う波のタイプは細分化されます。とにかくサイズのある波を求めるのか、ビッグバレルを求めるのか。近年、注目されているポルトガルのナザレは、波のサイズにこだわるサーファー向けのスポットですね。

今回の動画は、トウインサーフでビッグバレルを狙うサーファーにとってヨーロッパの新たな聖地になるであろうサーフスポットでのビッグバレルセッションの映像をお届けします。


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セッションの舞台となっているのは、アイルランド北西部に位置するマラモア(Mullaghmore)。レフトハンダーのマラモアは、タヒチのチョープーに似たスラブ(底ボレするバレル)が特徴

マラモア アイルランド
赤いピン留めされている場所がマラモア via google map

ただ、チョープーよりも過酷でしょう。シーズン中の冬は雪が降るほど寒い上、パーフェクトウェイブを絵に描いたようなチョープーと異なり、ラフなコンデションなので。

ここ数年、世界中のサーファーからヨーロッパのビッグウェイブスポットが注目を集めているものの、マラモアでの映像に関しては、ヨーロピアンのアンダーグランドサーファーの姿が目立ちます。

アンダーグランドサーファーの多くは、スポンサーなどは付いてなく、普段は一般的な生活を送りながら、虎視眈々とマラモアが覚醒する時を待つ一般サーファーです。

ビッグウェイブに乗った時の興奮だけを求め、命を賭けて波に乗るのですから、その情熱は計り知れないほどの熱さを秘めています。そんな熱きサーファーたちのセッション。是非ともチェックして下さい。

マラモアに関する過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

人間の究極が試されるようなマラモアのビッグウェイブ:トム&セバスチャン

新たなビッグウェイブエリアとして注目を集めるヨーロッパ

アイルランドのビッグウェイブスポット「マラモア」へ:ミシェル・ボウレズ