Photo: WSL

2019年5月20日(インドネシア)、バリ島クラマスをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第3戦が開催。

メンズとウイメンズ共にイベント名は「Corona Bali Protected(コロナ・バリ・プロテクテッド)」。

本日はメンズのラウンド3ヒート13からラウンド4まで開催されました。

今回の記事は、コロナバリのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったイベント情報をお届けします。


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Corona Bali Protected(メンズ)

昨日に引き続き、番狂わせ続出となった本日。ジョンジョン・フローレンスとイタロ・フェレイラに続き、ガブリエル・メディナとジョーディ・スミスもラウンド3で敗退となりました。

現CTランクトップ5の中で4名がラウンド3敗退となり、唯一勝ち残っているのはフィリペ・トレド。また、CTランク6位のコロヘ・アンディーノも残っているので、この二名にとって絶好のチャンスですね。

ガブリエルを破ったのはレオナルド・フィオラヴァンティで、ジョーディはジェシー・メンデスに敗退。いずれも接戦の末の敗退でした。

レオとガブリエルのヒートハイライト動画

ラウンド4へ進むと、やはり強さを見せつけたのはフィリペ。フィリペにとっては得意中の得意とする波であることから、ワールドタイトルを狙うならば今イベントでファイナル進出が当然ながら求められるところ。

本日は一本の波でエアーを2発入れてシングルハイエストスコア8.60をマークと圧倒的な強さを見せていたので、今イベントで勝ち上がっているサーファーを見る限り、優勝する可能性が最も高いサーファーだと思います。

フィリペのヒートハイライト動画

フィリペとは対照的にパワーサーフィンで、フィリペに次ぐシングルハイスコア8.50を出したのウェイド・カーマイケル。

ただし、ウェイドがフィリペと同じヒートになれば、フィリペのエアリアルがバリエーションという点でジャッジ基準に組み込まれ、もう少しスコアが落ちたのかなと思います。

ウェイドの8.50

ケリー・スレーターはミシェル・ボウレズを相手に僅差の接戦ながらも、0.19ポイント差でラウンドアップを果たしました。

ただ、ケリーは今イベントで一度もエクセレントレンジ(8~10ポイント)を出していないのが気掛かりな点。

次なるクオーターファイナルではフィリペとの対戦となり、フィリペとの対戦でマニューバ勝負は分が悪いので、どのようなサーフィンを見せてくることになるのか注目です。

ケリーのヒートハイライト動画

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

メンズとウイメンズ共にクオーターファイナルまで進行したので、後は1日あればイベントを終了させることが可能となりました。

ですが、風がオンショアとなるのを避けるために午前中のクリーンコンディションのみで二日に分けて開催する可能性もあります。

明日21日は少しサイズダウンするものの、セットはフェイスで6フィートほどの予報。22~23日はさらにサイズダウンし、24~25日はサイズアップして最もサイズがあるのはウェイティングピリオド最終日となる25日で6~8フィート。

予報通りならば25日のイベント最終日開催がベストですが、予報は外れる可能性もあるので、個人的には21日にまずはウイメンズのクオーターファイナルを開催するのではないかと予想しています。

まとめ

日本とバリ島の時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。

現地時間の午前7時にイベント開催の場合、日本時間は午前8時となります。

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公式サイト(メンズ)「Corona Bali Protected

公式サイト(ウイメンズ)「Corona Bali Protected

公式サイト「Red Bull Airborne Bali

コロナバリの過去記事

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