現CT(チャンピオンシップツアー)ランク20位で西オーストラリア出身のジャック・ロビンソン「Jack Robinson」(21歳)。
今年はジャックのホームであるマーガレットリバーで開催されたCTイベントにワイルドカード出場を果たし、フィリペ・トレドを破る番狂わせを起こしましたね。
そんなジャックが、ウェイブガーデン社の造波装置「The Cove(ザ・コーヴ)」を試すためにバスク地方(スペイン)にあるデモ施設を訪れたようです。
今回の動画は、ジャック・ロビンソンによるザ・コーヴでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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ちょうどスペインを訪れていた時にジャックがザ・コーヴを試したいとウェイブガーデンサイドが知り、招待することになり行われたフリーセッション。
意外だったのが、これまで数々のトップサーファーがテストライドしているものの、ジャックほどの注目サーファーでありながら、ザ・コーヴでのサーフィンは今回が初めてだったとのこと。
初体験を終えたジャックの感想は以下の通り。
第一印象は相当ポジティブだよ。この波に飽きる事はないけど、体力的にこれ以上はサーフ出来なくなることはあるだろうね。
トレーニング場所として活用すれば、相当早いスピードで上手くなれると思う。ターン向けの波はしっかりとマニューバを繋げていけるし、バレルは小振りなチョープーを彷彿とさせられたよ。
テイクオフから思いっきりホレてくるから、サーフボードをビーチ側に向けながら耐えなきゃならないんだから。
今回のジャックは、ブラジル出身のガールフレンドであるジュリア・ムニツを連れて来訪。
ジュリアは一般サーファーとあり、一般サーファー視点のコメントを残しています。
今日はとても楽しかったし、かなり上達した感じがするわ。
ジャックにはスラブ系のバレル、その直後には私向けのマニューバ系の波を発生させてくれてクールだった。
だって、私はビギナーでジャックはプロ。だけど、一緒にサーフ出来たんだから。
さて、これまでに当サイトでお伝えしている通り、このデモ施設の5倍というフルスケールのザ・コーヴを使用したウェイブプールが、今年終わりにはメルボルン(オーストラリア)とブリストル(イギリス)で一般オープン予定です。
どれほどのサイズと距離の波を発生させることになるのか、今回の動画を見ながら想像して見て下さい。
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参照記事「Jack Robinson: Lost in the Basque Country (Part 1)」