WSLカウントダウンのヨーロッパ版として2イベントが開催となるユーロカップ。
ユーロカップの中でフランス開催となるのが、フランス語で待ち合わせやデートという意味のランデブーという言葉を含めたイベント名の「French Rendez-Vous of Surfing」。
そのランデブーは9月23~25日がウェイティングピリオドとなっていて、本日23日の開催が発表されました。
今回の記事は、ユーロカップのランデブーの出場サーファーといったイベント情報をお届けします。
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イベント開催日は、先日の記事でもお届けした通り9月23日となりました。24日からはストーミーコンディションになる予報ですからね。
開催時刻は現地時間の午前7時45分ということで、日本時間での開催日時は9月23日午後2時45分となります。
WSLカウントダウンはリージョナルイベントと言う事で、基本的にはヨーロピアンサーファーがメインのイベントとなります。
なのですが、ヨーロピアン以外のサーファーも出場します。そのサーファーとは、五十嵐カノアとイタロ・フェレイラの2名。
カノアはポルトガルに家を所有しているということで、永住権もしくは永住権に近いビザを持っていると考えられることから、ヨーロピアンサーファーに近いポジションにいると言えます。
意外だったのはイタロ。イタロのホームはブラジルであり、ブラジルは新型コロナの感染者数457万人で世界第3位、死者数13.7万人で世界第2位の国です。
ブラジル自体は他国からブラジルへの入国に関して一切の入国制限を課していません。
ですが、新型コロナが蔓延しているブラジルからの入国に関して、入国制限を課している国は多いと考えられるためです。
なのですが、フランスは海外からの旅行者の数が世界最多の観光大国で観光業は極めて重要。
そのため、ブラジルからの入国に関しても緩く、フランスの国際空港到着時にPCR検査を行い、陰性結果が出れば自主隔離も必要ないとのこと。
つまり、イタロにとってブラジルとフランスの行き来は新型コロナに感染さえしていなければ一切の制限がないので、例年通り、フランスイベントに出場できるというわけです。
ヒート表は以下となります。
Heat 1: Frederico Morais (PRT), Leo Fioravanti (ITA), Vasco Ribeiro (PRT)
Heat 2: Italo Ferreira (BRA), Maxime Huscenot (FRA), Kauli Vaast (FRA)
Heat 3: Kanoa Igarashi (JPN), Joan Duru (FRA), Andy Criere (ESP)
Heat 4: Michel Bourez (FRA), Gatien Delahaye (FRA), Ramzi Boukhiam (MAR)
*FRENCH RENDEZ-VOUS OF SURFING WOMEN'S RD1 HEATS
Heat 1: Maud Le Car (FRA), Cannelle Bulard (FRA), Nadia Erostarbe (EUK)
Heat 2: Johanne Defay (FRA), Rachel Presti (DEU), Juliette Lacome (FRA)
Heat 3: Vahine Fierro (PYF), Teresa Bonvalot (PRT), Anat Lelior (ISR)
Heat 4: Pauline Ado (FRA), Tessa Thyssen (FRA), Yolanda Hopkins (PRT)
残念ながら、ヨーロピアンサーファーとしてコンテストシーンで最も成功しているトップサーファーであるジェレミー・フローレスの名前がありません。
ジェレミー本人によるコメントは以下の通り。
ユーロカップに出場できなくてすごい残念だよ。足首の状態がまだ100%じゃないから、リスクを取らないことに決めたんだ。
楽しいイベントになるだろうね。今年12月にハワイで始まるワールドツアー初戦までには万全の状態になっていることを願っているよ。
本日開催のランデブーは、下記に張り付けてあるYoutubeチャンネルもしくはWSL公式サイトからもライブ中継されるのでチェックして見て下さい。
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公式サイト「French Rendez-Vous of Surfing - Men's」
公式サイト「French Rendez-Vous of Surfing - Women's」