毎年必ず怪我人が出ているハワイのオアフ島ノースショアのパイプライン。
先月12月に開催されたHICパイププロ開催中にも、2名のサーファーが負傷することになりました。
そして新たな負傷者が出ることに。
今回の記事は、イーライ・ハンネマン「Eli Hanneman」(19歳)が自身のSNSで綴ったパイプラインでの事故の内容に関するニュースをお届けします。
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幼い頃からスーパーグロムとして注目を集め育ってきたマウイ島をホームとするイーライ。
そんなイーライによる事故の状況は、本人のSNS投稿によると以下となります。
1月24日午後に病院送りになるほどヘビーなワイプアウトをパイプでしたんだ。
相当痛い目にあったんだけど、乗り越えるまで神様が手を差し伸べてくれていると信じてるよ。
ブロディ・セールとノースショアライフガードの助けが無かったら今生きてはいなかっただろうから、感謝してもしきれないね。
実際に何が起きたのかそれほど記憶が残っているわけじゃないから、助けてくれたのに僕が名前を挙げてない人がいたら連絡してほしい。
是非とも感謝の気持ちを伝えたいから、僕が気付かないで通りすがりの人になるのはやめて。
ドラッグの影響でおかしなことを言ってるかもしれないけど、とにかく生きているだけでハッピーだよ。
結局、後頭部が8針、顎が6針、肩から下半身までの全身がリーフで切り傷だらけになった。
今回のケースだと僕が脳震盪を起こしたから、一番の懸念事項は頭部損傷になるんだけど、最大のダメージはサーフボードによって引き起こされたんだ。
海中で上腹部に思いっきりヒットしたんだと思うけど、膵臓に裂傷を引き起こして、腹部が激しく痛んだよ。
幸いなことに手術が必要なレベルじゃないって診断してもらえたから良かったけどね。
ここ数日は数多くのメッセージをもらい、信じられないほど膨大な愛を感じる事ができて感謝してる。
ここ2日間は全く飲食ができなかったから、今日ようやく流動食を取ることになって大いなる達成感を感じてるよ。
今回の事故を持って、ヘルシーで通常の生活を送れることにどれほどの意味があるのか、これまでとは完全に違う視点を持つようになった。
心配してくれたみんな、ありがとう。
これまでパイプラインで負傷してきたサーファーを見れば分かる通り、ベテランだから大丈夫というわけではないく、ちょっとしたボタンの掛け違いで誰にでも起こりうるということが分かります。
それだけシリアスなブレイクであり、文字通り命を懸けたチャージをしていると言えますね。
最後に、イーライが実際に負傷した際に乗った波のライディング映像と事故後の様子の動画を紹介して終えます。