現地時間2023年3月11日（ポルトガル）、ペニシェのスーパーチューボスをメイン会場としたCT（チャンピオンシップツアー）第3戦「MEO Rip Curl Pro Portugal」が開幕。
イベント初日となった本日は、メンズのラウンド1とウイメンズのラウンド1～2まで終了しました。
今回の記事は、リップカールポルトガルのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。
スポンサーリンク
イベントレポート
メンズ
予報通りのビッグコンディションとはならなかったものの、イベント初日のコールが下された本日。
コンディション的にウイメンズラウンドからスタートになると思ったのですが、メンズラウンドからのスタートは意外でした。
公式サイト発表による本日のコンディションはフェイスで6フィートで、風は弱いオンショア。
メンズの場合、本日はラウンド1のみ開催なのでまだイベント敗退者はいません。
本日のシングルハイエストスコア7.83、トータルハイエストスコア15.16をマークしたのは、ツアールーキーでありインドネシア初のCTサーファーである和井田理央。
ガブリエル・メディナとジョーディ・スミスと言うビッグネームを相手に、大金星を挙げたと言える結果となりました。
和井田の勝利者インタビューは以下の通り。
昨晩ヒート表を確認して、ジョーディとガブリエルと対戦するって知ったんだ。
2人のサーフィンを見て育ってきたから、自分の限界をプッシュするようなサーフィンをしなきゃ勝てない相手だってことは分かってた。
もちろん緊張感はあった。
でも、心を落ち着けるくらいフォーカスしていたし、しっかり戦略通りに進めた。
波に乗るたび、ヒートを勝ち上がるにはフリーサーフィンのように全力で攻めるんだって自分に言い聞かせたんだ。
自分のすべてを出し切れてストークしてるよ。
本日のメンズはイベント敗退者はいないのですが、ビッグネームが3位敗退でラウンド2送りとなる波乱は多数発生。
ラウンド2送りとなったビッグネームは、コロヘ・アンディーノ、五十嵐カノア、ケリー・スレーター、ガブリエル・メディナ。
今シーズンの台風の目と見られているジョアン・チアンカもラウンド2送りとなりました。
ヒート結果
ウイメンズ
メンズラウンド終了後、ラウンド2まで一気に開催となったウイメンズサイド。
波のコンディション的にバラエティ豊かなマニューバを見せることができなかったので、クローズヒートが目立つ展開となりました。
本日のトータルハイエストスコア11.50をマークしたのは、ラウンド1のカリッサ・ムーアとラウンド2のイザベラ・ニコルス。
シングルハイエストスコア6.50は、カリッサとラウンド2のケイトリン・シマーズ。
ウイメンズで注目は、現在同率タイでCTランクトップに立っているカリッサとモリー・ピクラムのイエロージャージ争い。
ですが、本日は両者ともにラウンド3進出を決めたので、二人のバトルは明日以降の持ち越しとなっています。
ウイメンズはラウンド2まで開催されたのですでにイベント敗退者が2名決まっていて、タイラー・ライトとレイキー・ピーターソンのビッグネームが早期敗退に追い込まれました。
ヒート結果
ハイライト動画
波予報
今イベントのウェイティングピリオドの中で3月12日がベストコンディションの予報となっているのでほぼ確実に連日開催となるでしょう。
スウェルは1日通してサイズダウン傾向で、午前は最大セットがフェイスで15フィート、午後は8～12フィートの予報となっています。
おそらくメンズラウンドのみの開催になるかと思います。
まとめ
日本とポルトガルの時差は9時間で、日本の方が9時間進んでいます。
ネクストコールとなる現地時間の3月12日午前6時50分は、日本時間の3月12日午後3時50分となります。
-----
公式サイト「MEO Rip Curl Pro Portugal」
