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Photo by Beatriz Ryder/World Surf League

現地時間2026年5月4日(オーストラリア)、クイーンズランド州ゴールドコーストのスナッパーロックスをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第3戦「Bonsoy Gold Coast Pro」が終了。

イベント最終日となった本日は、ウイメンズはステファニー・ギルモア、そしてメンズはイーサン・ユーイングの優勝で幕を閉じました。

今回の記事は、ゴールドコーストプロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、最新CTランキングと言ったイベント情報のニュースをお届けします。


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CT第3戦ゴールドコーストプロ最終日のイベントレポート

ウイメンズ

優勝したステフがセミファイナルで対戦したのは、スペイン代表でツアールーキーのナディア・エロスタルベ。

今イベントでリズムに乗ってきたナディアは、キャロリン・マークスとガブリエラ・ブライアンを破る大躍進でセミファイナルへと駒を進めてきました。

このセミでは、まずは序盤でステフが7.00をマークすると、ナディアは8.50をマークすることに。

その後、ステフがバックアップスコアとして6.00をマークしてリードするものの、同ヒートのシングルハイエストスコアを握っていたのはナディア。

ナディアは4.50ポイントで逆転可能とあり、ステフには多大なプレッシャーが掛かる中、ナディアは5ポイント台をスコアしてついに逆転することに。

だったのですが、ステフが8.00をマークして再びの逆転に成功。

ヒート終盤でナディアが逆転に必要なスコアは6.50で、これまでの活躍を見る限り十分に逆転は現実的と言えたでしょう。

だったのですが時間切れとなり、ステフが逃げ切り勝利となりました。

ステフがファイナルで対戦したのは、前イベントでもファイナリストになっているルアナ・シルヴァ。

ホームイベントという事も手伝ってか、ファーストウェイブで7.83をマークする好発進でスタートを切ったステフ。

その直後には5.67のバックアップスコアをマークしたりと、大幅にリードする展開で進行していきました。

その後、ルアナも7.00をマークして追い上げてきて、ヒート後半にはステフが7.13をマークしてバックアップスコアを更新し、ルアナも6.80をマークしてしっかりと追いかけてくる様相に。

クラッチモーメントとなったのはヒート残り7分台で、ステフがスタイリッシュなターンのコンビネーションで9.50をマーク。

この9.50ポイントによってルアナをコンボ(パーフェクト10をスコアしても逆転不可能な点差)に追い込み、ツアー復帰後初となる優勝を飾りました。

ヒート結果

メンズ

イーサンがクオーターファイナルで対戦したのは、タヒチローカルのカウリ・ヴァアスト。

本日はビッグサイズのバレル勝負になればカウリ優勝があり得ると思っていたのですが、正直言って本当に8~10フィートのグッドコンディションなのかなと感じてしまうようなコンディションでした。

とにかく波選びが難しく、フラットになってしまうセクションがあったりと波の当たり外れが極端なコンディションだったのでローカル有利と言えました。

イーサンはストラドブローク島出と言う事でゴールドコーストなので、クーランガッタもホームと言って差し支えないでしょう。

実際、シーズンスタート前にスナッパーがサイズアップすると、頻繁にスナッパーでサーフしている動画が公開されていたので。

そしてイーサンはローカルナーレッジを生かして手堅くスコアをマークし、一方のカウリは一本以外は全て外れの波を引き、バックアップスコアをマークすることなくイーサンが勝ち上がりました。

セミファイナルでは同じくゴールドコースト出身のリアム・オブライエンとのマッチアップ。

おそらくギャラリーとしてはローカル同士の対戦ということで、一番盛り上がったことでしょう。

このヒートが激しいバトルとなり、ヒート全体としてはイーサンのリードで進行していくのですが、ドラマが待っていたのが終了直前のこと。

セットがヒート残り1分半ほどで入り、プライオリティを持っていて乗ったリアムが逆転に必要なスコアが6.54。

そしてこの波で、リアムは8.00をマークして逆転することに。

なのですが、セットは1本だけでなく複数本入るので、リアムが乗った後にヒート残り1分ほどのところでイーサンもセットに乗っていたのです。

そしてイーサンが9.00をマークして、再度の逆転に成功してビッグカードを制することになりました。

このシチュエーションは、もしもイーサンがプライオリティを持っていてリアムの波に乗っていたら、逆の現象が起きた可能性があると思うと勝負は時の運という言葉がしっくりと当てはまりますね。

イーサンがファイナルで対峙したのは、今イベントで最強と言われたフィリペ・トレドを破ったコナー・オレアリー。

トレードマークと言える波を切り裂くと言うより「なぎ倒す」かのような容赦ないバックサイドアタックでファイナルまで勝ち上がってきたコナーという事で、どちらが優勝してもおかしくないような名マッチアップとなりました。

ヒート序盤でイーサンが8.33、コナーが7.67をマークして、後はバックアップスコアをどれほど伸ばせるかと言う展開のシーソーゲームとなることに。

ただ、両者ともに思い通りの展開とは言えずに時間だけが過ぎていき、特にコナーはラストはプライオリティをもっていたのでセットを待つものの入らず。

そして時間が迫っていたので手を出した波が良くなく、キックアウトして再び他の波に手を出したりと悔しそうな様子が目に見えたのが印象的でした。

と言うのもグッドウェイブにさえ乗れば、本日のコナーならば十分に逆転可能な6ポイント台を出した優勝できる可能性が高かったためです。

なのですが、波運に恵まれず時間切れとなり、イーサンがホームイベントで優勝を飾る結果となりました。

ヒート結果

ゴールドコーストプロのイベントハイライト動画

最新CTランキング

メンズ

ウイメンズ

まとめ

次なるCTイベントは舞台をニュージーランドに移し、北島を代表するサーフスポットであるラグランを舞台にしたCT第4戦「Corona Cero New Zealand Pro」。

ホールディングピリオドの設定は、2026年5月15~25日となります。

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公式サイト「WSL

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