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Photo by Beatriz Ryder/World Surf League

現地時間2025年5月9日(オーストラリア)、ゴールドコーストのバーレーヘッズをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)イベント第6戦「Bonsoy Gold Coast Pro」が開催。

イベント4日目となった本日は、メンズのラウンド3ヒート9からラウンド4まで開催となりました。

今回の記事は、2025年ゴールドコーストプロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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2025年ゴールドコーストプロのイベントレポート

本日のオープニングヒートでは、イタロ・フェレイラとワイルドカード出場のジュリアン・ウィルソンと言う注目ヒートからスタート。

同ヒートでは再びジュリアンが大番狂わせを発生させることに。

コンディション的にはイタロ有利だと見られましたが、イタロがエアリアルの着地で珍しくワイプアウト続き。

一方のジュリアンはしっかりと自分の仕事をこなし、堅実に勝ち上がる結果となりました。

その他のラウンド3のヒートにおいて、スコア的に目立つ活躍を見せたのはツアールーキーのマルコ・ミニョー。

マルコは本日開催されたラウンド3ではトータルハイエストスコアとなる16.23をマークしてラウンド4へと駒を進めました。

ラウンド3のシングルハイエストスコア9.10をマークしたのは、バーレーヘッズがホームのリアム・オブライエン。

コンディションがパーフェクトではなく癖があるからこそ、ローカルナリッジが活きる結果になったと言えますね。

ラウンド4へと進むと、さらなるドラマが生まれることに。

まずはヒート3にて、ベルズイベントに続き2戦連続でワイルドカード出場のモーガン・シビリックがセス・モニーツに勝利。

モーグはベルズビーチでは3位となる活躍を見せ、今イベントでクオーターファイナル進出決定となったのでどこまで突き進むのか見逃せません。

もう一つのドラマは、ラウンド3でハイスコアを叩き出したマルコと対戦となったジュリアンのヒート5。

来季のCT返り咲きを目指すと公言しているジュリアンですが、すでにCTの中でもトップレベルであることを示すパフォーマンスを披露。

本日のトータルハイエストスコア18.00、シングルハイエストスコア9.50をマークしたのですから。

ターン、エアー、バレルとあらゆる要素をカバーしたライディングは完璧で、来シーズンにCTサーファー復帰するのもかなりリアルだなと感じました。

特に本日のようなコンディションでハイスコアを出しているわけですから。

ラウンド4の最終ヒートはローカルフェイバリットのリアムと五十嵐カノアが対戦し、本日のベストヒートに選ばれました。

同ヒートではカノアのパフォーマンスが非常にキレていて、ファーストライドのロングバレルで8.50をマーク。

間髪おかずに3本目の波で8.67をマークして大幅リードを取るものの、リアムも負けじと8.87と同ヒートのシングルハイエストをマークして追いかけてくることに。

これまでのリアムの勢いならば十分に逆転もありえたので、まさに手に汗握る展開となったのですが、タイムアップとなりカノアがクオーター進出を決めました。

ヒート結果

ゴールドコーストプロ4日目のハイライト動画

今後の波予報

残りイベント期間は10~13日までの4日間のみ。

予報をチェックすると、明日から徐々にサイズアップしていく見込みでピークを迎える12日は8~10フィートで最もコンディションも良さそうな予報となっています。

イベント自体は男女共にクオーターファイナリストが出揃い、後はイベント最終日で終了できる局面まで来ています。

そのため、12日にイベント最終日開催の予定で動くと見られます。

まとめ

日本とオーストラリアのゴールドの時差は1時間で、日本の方が1時間遅れています。

ネクストコールとなる現地時間の2025年5月10日午前6時45分は、日本時間では同日10日午前5時45分となります。

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公式サイト「WSL

2025年ゴールドコーストプロの過去記事