最近ではトップサーファーさえも自身のYoutubeチャンネルを開設し、Vlogとはいかないまでも動画を公開しています。
最も有名どころであれば2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンスがそうですね。
そして最近になって頻繁に動画を公開しているのが(過去動画がメインですが)、トップCTサーファーの一人であるジュリアン・ウィルソン「Julian Wilson」(30歳)。
今回の動画は、ジュリアン・ウィルソンが公開した7年前のメンタワイ諸島(インドネシア)でのフリーサーフィン映像をお届けします。
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今から7年前と言えば、ジュリアンが23歳でCT歴2年目と言う年でした。それだけ若手時代ながら、バシバシとエアリアルをしているのが印象的です。
コンテストシーンにおけるエアリアルと言えば、ケリー・スレーターやロブ・マチャドなどのモーメンタム世代から徐々にエンドセクションで入れるサーファーが出てきたといった感じです。
その世代が現在で言うと、主に40代前半から半ばのサーファー。同世代はまだまだパワーサーフィンが根強く、コンテストにおけるエアリアルはマイノリティであったと言えます。
ミック・ファニングやジョエル・パーキンソンといったワールドチャンピオンが誕生した現在の30代後半のサーファーもまた、基本的にはパワーサーフィンが主流。
タジ・バロウといったエアーを得意としたサーファーもいましたが、まだエアリアルが当たり前と言える世代ではありませんでした。
流れが変わったのが、30代前半以下のサーファー。この世代になるとエアリアルが徐々にコンテストでも当たり前となってきました。
と言うことで、ジュリアン世代になるとエアリアルは主流となっていて、今回の動画ラストではダブルグラブでのアーリーウープといった珍しいローテーションを見せていたりと、時代背景を考えると興味深い内容となっています。