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2019年パイプマスターズにて、優勝を果たすと共に自力でのワールドタイトル初獲得を果たしたブラジリアンのイタロ・フェレイラ「Italo Ferreira」(25歳)。

初めてタイトルレースに挑むサーファーがワールドチャンピオンになることはまずないと言われていますが、その通例を覆すことになったイタロ。

ダークホースとしてCT(チャンピオンシップツアー)入りしながらもルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したりと、異質な存在であることは間違いないですね。

今回の記事は、イタロ・フェレイラの今季の歩み、そしてWSL(ワールドサーフリーグ)とビラボンが公開した祝福動画をお届けします。


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昨シーズンは3回ものCTイベント優勝を果たし、CTランク4位でフィニッシュしたイタロ。

その勢いは止まらず、今シーズンの開幕戦となったゴールドコーストのクイックシルバーでは優勝という好スタートを切りました。

そして迎えたベルズイベントでも調子は良く、クオーターファイナルまで進んだものの、かなりレアケースと言えるインターフェアを取られて敗退となることに。

その後は17位や5位という順位を繰り返し、Jベイイベントではファイナル進出を果たし、ファイナルではガブリエル・メディナに敗退ながらも2位となることに。

ここで調子を上げたかと思いきや、次なるチョープーイベントでは17位。イタロはこのように結果にムラがあるので、昨年は優勝を3回しながらもタイトルレースさえ絡めなかったのです。

サーフランチで開催されたフレッシュウォータープロを終えた時点では、イタロのCTランクは5位ながらも、ランキングトップだったガブリエルとのポイント差は10,000以上となっていたので、まずタイトルレースには入れないと思っていました。

でしたが、ヨーロピアンレグが始めるとフランスで準優勝、ポルトガルで優勝してまさかのCTランクトップへとジャンプアップ。嘘のような活躍でしたね(笑)。

そしてパイプマスターズでは優勝。今季のイタロは、優勝3回に準優勝が2回。CTイベントは全11戦で、約半分のイベントでイタロはファイナリストになったという結果です。

パイプマスターズでは、スコアにはあまり反映されていないと感じましたが、バレルを抜けた後にエンドセクションでエアリバースをメイクしたりと、ネクストレベルなサーフィンを見せていました。

おそらく多くのサーフファンが、イタロのワールドタイトル獲得は納得できた事でしょう。オリンピックなど今後のさらなる活躍が楽しみですね。

WSL

ビラボン

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