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今季2019/2020年シーズンのハワイのオアフ島ノースショアを舞台にした恒例イベント「Wave of the Winter(WOTW)」。

ウインターシーズンを通して一本のベストライディングを見せたサーファーを選ぶイベントです。

先日シーズンを通したトップ10作品をお届けした際に触れた通り、昨年に続いて今年も授賞式が行なわれて各部門の受賞者が発表されました。

今回の記事は、2019/2020年シーズンのWOTWの受賞者発表のニュースをお届けします。


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今年で10周年という節目に当たるシーズンにWOTWの勝者に輝いたのは、2015年に続いて2度目の受賞となるジェイミー・オブライエンとなりました。

難易度の高いレイトドロップに始まり、スピッツに押されてバレルを抜けてくるのではなく、スピッツが吹き終えた後にバレルを抜けてくるライディングは圧巻でしたね。

しかも、ラッキーな1本ではなく、似たようなライディング映像を2本も残しているので、ジェイミーのパイプラインでのパフォーマンスはネクストレベルでした。

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シーズンを通してコンスタントにベストパフォーマンスを見せたサーファーに送られるオーバーオールパフォーマンス部門を受賞したのは、こちらもジェイミー・オブライエン。

オーバーオールの受賞もまた、ジェイミーにとっては2度目となります。

今シーズンのジェイミーは、11月に2本、12月と1月に1本ずつ、2月に4本のライディング映像が月間トップ5にノミネートされ、シーズントップ10にも2本ノミネート。

異常なほどコンスタントにノミネートされるほどのバレル映像を残したので、当然と言える結果となりました。

今季のWOTWはジェイミーの実力を見せつけられたと言っても過言ではないですね。

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今年から新設されたウイメンズのオーバーオールパフォーマンス部門を受賞したのはモアナ・ジョーンズ。

モアナの授賞式のコメントは以下の通り。

今シーズン最大のチャレンジだったのは、波が大きい時に怖くて海に入れなかったことか、12月に頑張ってチャージできたことかな。

一番のサクセスは、一本もサーフボードを折らなかったこと。来年の目標は、もっとビッグなバレルに乗りたいわ。

モアナに関する詳細は、下記リンクからチェックして見て下さい。

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19歳以下の若手を対象にしたブレイクスルーパフォーマー部門は予想通り、すでにコンテンダーとして紹介されていたブラジリアンのジョアン・チアンカ。

今やあらゆるコンテストやイベントでブラジリアンが名前を残すようになり、サーフィン界を席巻しています。

その勢いは決してコンテストシーンのみに留まらず幅広いので、その内、とんでもないエアリアルサーファーなんかもすぐに出てきそうで楽しみです。

ジョアンに関する詳細は、下記リンクからチェックして見て下さい。

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10周年ということで、これまでのWOTW勝者に輝いたサーファーたちのライディングでどれがベストなのかを決める特別部門「4ocean Wave of the Decade」。

同部門を制したのは、2011年12月2日のオフザウォールでのライディングで2011/2012年シーズンのWOTW勝者となったリーフ・マッキントッシュ。

受賞の際にリーフは当時の裏話として「おそらくこんなことは言わない方が良いんだろうけど、あのライディング前に何杯かビールを飲んでたんだよね。アルコールに少し背中を押してもらったからチャージできたんだ」と口にしています。

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参照記事「Jamie O'Brien Wins O'Neill Wave of the Winter; Reef McIntosh Takes 4ocean Wave of the Decade

今季WOTWの過去記事