現地時間2020年10月7日(オーストラリア)、WSLカウントダウンのオーストラリア版となるグランドスラム第2戦「Boost Mobile Pro Gold Coast」が終了。
サウスストラドブローク島を舞台にした同イベントの本日は、メンズはマイキー・ライト、ウイメンズはイザベラ・ニコルスの優勝で幕を閉じました
今回の記事は、ブーストモバイルプロのイベントレポートや動画といったニュースをお届けします。
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イベントレポート
レジェンドサーファーによるヘリテージヒートからスタートとなった本日。ヘリテージヒートのフォーマットも事前発表から変更となり、マンオンマンではなく5人ヒートとなりました。
出場者は、キーレン・ペロー、ブレンドン・マージェソン、ビード・ダービッジ、ディーン・モリソン、マーク・オクルーポ。
結果的にヒートを制したのはマーゴこと、ブレンドン・マージェソン。元ワールドチャンプのオッキーなど、元コンテストサーファーを押しのけフリーサーファーが勝ち上がる意外な結果となりました。
私のサーフキャリアにおいての大きな優勝は一回だけで、1996年のニアスで開催されたイベントのみだから、今回の勝利は格別だね。
ヘリテージヒートに招待してもらい、親友や憧れだったサーファーたちと一緒にサーフ出来る機会をもらえて栄誉に思っているし、特に今日みたいに波が炸裂してる時は尚更さ。
才能あふれるサーファーばかり集まったヒートだったから、私がバレルをメイクできたのはラッキーだと思ってるよ。本当に最高の機会に恵まれてストークしてる。
ヘリテージヒート後はメンズのクオーターファイナルの続きから再開となり、クオーターではツイードコーストプロで優勝したイーサン・ユーイングがまさかの敗退を喫することに。
イーサンはストラディがホームということで、今イベントも好成績が期待されていただけに残念な結果だったと言えます。
その後はウイメンズとメンズのラウンドを順番にこなしていき、ウイメンズのファイナリストになったのはイザベラ・ニコルスとソフィー・マカロックの若手2人。
ファイナルではイザベラがハードコンディションの中でも手数で勝負してミディアムスコアを2本揃えた一方、ソフィーはまともな波を一本も掴むことができずに敗退。
まさか優勝して、グランドスラムの暫定トップに立ち、マーガレットリバーではイエロージャージを着用することになるなんてクレイジーだけど、嬉しくてたまらないわ。
こういったタイプの波が好きで、イベントを通してひどいワイプアウトを何度もしたけど、優勝したからオッケーね。
ツイードコーストプロではひどく緊張しちゃったから、今回は良いところを見せようと思って優勝できたから最高の気分。
次のマーガレットリバーは。今年頭に慣れるために訪れているから楽しみだわ。
メンズのファイナリストとなったのは、マイキー・ライトと近い将来のCT入りは手堅いと見られるリアム・オブライエン。
ヒートは序盤でマイキーが2本の波に乗り、スコアが6.00と9.83と一気にリアムをコンボに追い込み、リアムはコンボのシチュエーションを最後までひっくり返すことができず、ファイナルはマイキーの圧倒的勝利で終えました。
ちなみに、グランドスラムのランキングとしては、ツイードコーストプロで優勝したイーサン・ユーイングとマイキーがトップタイとなりました。
優勝できて最高だし、イベントを通じて素晴らしいヒートや波に恵まれたね。分厚いバレルはオレ好みだし。
ファイナルで早い段階でバレルをメイクできたのは気分が良かったよ。テイクオフからハイラインを取って、上手く抜けれたんだ。
イエロージャージで向かうマーガレットリバーは、波的にもオレが好きなタイプだから、シリアスなコンディションになれば楽しそうだね。
今はコンテストに復帰できて、良いパフォーマンスが出来たことにストークしてるよ。
本日の結果
メンズ
ウイメンズ
本日のフル動画
まとめ
WSLカウントダウンのオーストラリア版となるグランドスラムもついに第2戦まで終了となりました。
残すは西オーストラリアのマーガレットリバーを舞台にしたイベントのみ。
今月中に第3戦も開催となるので、グリーンアラートが発令され次第、当ブログにて情報をお届けします。
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公式サイト「Boost Mobile Pro Gold Coast - Men's」
公式サイト「Boost Mobile Pro Gold Coast - Women's」