サーフィンにおいて重要なテクニックの一つと言えるレイトテイクオフ。
ブレイク寸前の波にテイクオフ(ポップアップ)するテクニックで、ブレイク寸前と言うことは波の角度は垂直に近くメイクするのは簡単ではありません。
ですが、レイトテイクオフできるようになれば乗れる波の幅は格段に増えるので、サーファーとしてはプラスになること間違いありません。
今回の動画は、ジョンジョン・フローレンスといったハワイアンサーファーによるヘビーショアブレイクでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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北半球のウインターシーズンになるとよく見ることになるオアフ島ノースショアでのヘビーショアブレイクセッション。
ほぼメイク不可能に近いスラブ(slab:底ボレするバレル)のようなブレイクは、一般サーファーからして見ればただの恐怖体験。
サーフボードが折れる可能性はあるし、体をボトム(海底)に叩きつけられて怪我のリスクもありますし。
にもかかわらず、ハワイアンたちがチャージしている様子を見ると、レイトテイクオフの経験を積むためのトレーニングなのかなと感じます。
例えば、バレルが大好きでもバレルコンディションになることはないので、練習としてショアブレイクのクローズアウトに突っ込むことは珍しくありません。
そんな感覚に近いのかなと今回の動画を見ていて感じました。
それしても、この波でテイクオフできるようになれば相当ストライクゾーンが広がり、誰よりもディープなポジションで波待ちできるようになることでしょう。
そんな領域に達すれば、極論ですが波の取り合いも無縁になるのかもしれません。
常にプライオリティのあるポジショニングが可能になるためです。
最後に、動画に出演しているサーファーは以下の通り。
*ジョンジョン・フローレンス
*ネイザン・フローレンス
*バロン・マミヤ
*ノア・ベッシェン
*マカナ・パン
*イズキール・ラウ