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オーストラリアのゴールドコーストで、クラシカルブレイクの一つとして知られるクーランガッタのキラ。

昔からライトの高速バレルがブレイクするサーフスポットとして有名ですね。

今回の記事は、直近でスウェルがヒットした時のキラでのフリーサーフィン動画やキラの軽い歴史に関するニュースをお届けします。


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キラはサーフスポット名ではあるものの、スーパーバンクのラストセクションとしても知られています。

スーパーバンクとは、クーランガッタのスナッパーロックスからキラまでのエリアを指し、サンドバーが完璧に決まるとスナッパーからキラまで一本の波としてブレイクするそうです。

このサンドバー形成の上で欠かせないのが、ツイード川に設置されたサンドバイパスシステムで2001年から稼働。

サンドバイパスとは簡単に言えば浚渫のことで、船舶が安全にツイード川を行き来できるようにしたのです。

そして掘り出した砂をスナッパーロックスの位置する北側へと放出し、その砂が南スウェルによってスナッパーからさらに北のキラまで流れ込むことで、地形が決まることになります。

このサンドバイパスにより、スナッパーロックスはワールドクラスのサーフスポットへと変貌を遂げ、地形がダメになって一時期は絶望の淵に立っていたキラも復活しました。

開発といった人間が自然に手を加えると大抵は悪い方向に転ぶのですが、スーパーバンクは好転したという世界的に見ても稀有な例の一つです。

そんなキラでのフリーサーフィンですが、ライトの高速バレルは今なお健在な様子が分かります。