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オアフ島(ハワイ)ノースショアのパイプラインをホームブレイクとするジェイミー・オブライエン「Jamie O'Brien 」(35歳)。

今でこそハチャメチャなエンターテイメントサーファーとして知られていますが、元パイプマスターやボルコムパイププロ優勝と言うとんでもないキャリアの持ち主です。

今回の動画は、ジェイミー・オブライエンがBS(バックサイド)バレルの極意を教えてくれるチュートリアル映像をお届けします。


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2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンスさえもリスペクトするパイプラインでのジェイミーのバックサイドバレル。

ジョンジョンによるとジェイミーの凄みはバレル内でのスピードコントロールとのこと。

そのスピードコントロールにより、シーズン中はコンスタントに圧巻のバレルメイク映像を残せているそうです。

そんなジェイミーによるバックサイドバレルでのアドバイスは以下の通り。

バックサイドバレルの体勢

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体勢については上記写真が示している通りで、前足と後足ともに踵側のレール近くにポジションを取っているのが大きな特徴です。

体勢に関して、写真では分からないポイントがいくつかあるので記載します。

・ボトムターンをしている時に前方の腕をフェイスに近付けながら体をフェイスに傾けると安定する

・バレル内でストール(スピードを落とす)するには前足の膝をフェイスに向けて広げる

・バレル内での重心配分についてはほぼ前足体重

・ボトムターンで思いっきりスピードを落とす時はお尻をフェイスに当てるストールが有効

NGな体勢

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上記体勢は、ジェイミーに言わせると「見た目がクールじゃないね」とのこと(笑)。

もちろん見た目の問題だけではなく、ジェイミーがすでに示した体勢に比べるとストールさせたりする上でファンクショナルではないことも理由として挙げられるでしょう。

バレル練習方法

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メイクできないクローズアウトのショアブレイクでもひたすらチャージして練習すること。

繰り返し練習する事でレベルアップするだけでなく自信にも繋がると言います。

まとめ

なかなかバレルになるコンディションでサーフできることは少ないので、例えクローズアウトでもチャージあるのみですね。

ただし、通常のサーフボードだと折れる可能性が高くなるので、ジェイミーが話しているようにソフトボードが良いと思います。

一般サーファーの私も下手くそなりにバレルが好きで、インサイドのクローズアウトで何度も練習したことがあります。

始めの内はバレルに体勢を合わせられず、リップを頭に喰らって巻かれたり、バレルに入ってもリップに吸い込まれるようにハイラインとなって巻かれたりと散々でした。

でしたが、慣れてくると徐々にしっかりバレルに入れるようになることに。クローズアウトの練習は効果があるということです。抜ける事はまた別問題なのですが…。

今回の動画を何度もチェックして、バックサイドバレルの練習をしてみてはいかがでしょうか。

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ジェイミー・オブライエンの過去記事