2019/2020年シーズンで10周年を迎えたオアフ島ノースショアにおけるビッグイベント「WOTW(Wave of the Winter)」。
その記念すべきタイミングのシーズンにして、2度目のWOTW勝者となったのがパイプラインをホームブレイクとするジェイミー・オブライエン「Jamie O'Brien」(36歳)。
今回の動画は、ジェイミー・オブライエン本人が語るWOTWを制覇したウィニングライドを比較する映像をお届けします。
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今なお、確実にバレルライドがスキルアップしていることが分かるジェイミー。
パイプラインでソフトトップ(スポンジボード)のログに乗り、しなりまくるログをしっかりとコントロールしながらバレルをメイクするほど余裕がありますし。
ビッグバレルのスキルに関しては、完全にネクストレベルに到達しているサーファーの一人です。
そのジェイミーが自身のウィニングライドを振り返る今回の動画。
ジェイミーがWOTWを制覇したのは、2014/2015年シーズンと2019/2020年シーズン。
WOTWの2×チャンプは史上初ということで、ケリー・スレーターもジョンジョン・フローレンスも成し遂げていない信じられない偉業です。
二本のライディングを見ると、どちらも共通しているのがバレルの奥からスピッツが吹いた後にバレルを抜けてくるという点。
通常はスピッツアウトと言ってスピッツに背中を押されてスピッツと同時にバレルから抜けてくるのですが、ジェイミーの場合はスピッツより遅れて抜けてくるので、それだけポジションがディープだと言えます。
これだけディープということはバレルの中でブクブクと泡立ったフォームボールの上に乗っていることでしょう。
通常であればフォームボールに乗ってしまうとバランスを崩してワイプアウトするのですが、ジェイミー、ケリー、ジョンジョンのレベルになるとフォームボールに乗ってもメイクしてくるだけのスキルを持ち合わせているということなのでしょう。
見ているだけで鳥肌が立ってくるジェイミーのウィニングライド。是非ともチェックして見て下さい。