ウイメンズのCTイベントとして初開催となったパイプラインイベント。
ウイメンズには危険すぎるということでこれまでパイプでCTイベントが開催されていなかったと思います。
でしたが、今季はホノルアベイでのイベント継続が不可となり、パイプ以外に開催許可を得ている会場がなかったという事情も手伝って開催となったのでしょう。
今回の動画は、4×ワールドチャンピオンのカリッサ・ムーア「Carissa Moore」(28歳)のパイプでのトレーニングからイベントまでの様子を映し出したジェイミー・オブライエンのVlogをお届けします。
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同じハワイアンサーファーでありレッドブルライダーであるジェイミー・オブライエンとカリッサ・ムーア。
そこでパイプイベントに備え、カリッサがコーチをお願いしたのがジェイミーでした。
まずカリッサがパイプでのトレーニングに向かったのは、ビッグスウェルがヒットしてメンズのイベント再開となった12月17日のイベント開始前。
当然、サイズは十分過ぎるほどあったので、海に入る前のカリッサは「マジでこの海に入るの?」とちょっと顔が引きつるほど。
しかし、ジェイミーとのトレーニングにより徐々にパイプラインのラインナップにも慣れていくことに。
最終的にパイプに入る直前でも笑顔を浮かべられるようになったそうです。
イベントに目を向けると、カリッサはバレル勝負に徹してファイナルまで勝ち進み、ファイナルではターン勝負に出たタイラー・ライトに敗北して準優勝。
結果的にファイナルで負けはしたものの、バレル勝負に終始したカリッサには称賛の声が。
ジェイミーの上記SNS投稿には、7×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモアが以下のコメントをしています。
I know Tyler won but Riss was MVP
おそらく大半のサーファーがステフの意見に賛同ではないでしょうか。
もちろん、タイラーの作戦はルールに沿っていて全く悪くないですし、勝ちにこだわるのはコンペティターとして当然です。
なのですが、個人的にはカリッサのようなサーファーを応援したくなってしまいます。