サーフ業界の中心地であるサンクレメンテをホームとするCTサーファーのグリフィン・コラピント「Griffin Colapinto」(22歳)。
現在のグリフィンはCTランク8位と、今季は何かと話題となっているWSLファイナル出場権となるCTランクのトップ5入りするのかどうか噂されているサーファーの一人です。
そんなグリフィンが最近ホームブレイクでスウェルをスコア。
今回の動画は、グリフィン・コラピントによるローワーズ(ローワー・トレッスルズ)でのフリーサーフィン映像をお届けします。
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ローワーズをホームブレイクとするローカルサーファーの中でもトップレベルのグリフィン。
このローワーズはターン、バレル、エアリアルとあらゆるマニューバが可能ということで、まるでスケートパークのような波と称されています。
そんな波質だからこそサーファーのあらゆるスキルをテストするには最適で、今季WSLファイナルの舞台となります。
このWSLファイナルですが、果たしてグリフィンがクオリファイできるのかどうか現状をチェックしてみましょう。
まず、ちょうどシーズン折り返し地点と言える現在のCTランクトップ10は以下の通り。
トップ10の中で、CTランク3位のジョーディ・スミスは先日膝の手術をしたとのことで、次戦のサーフランチプロは欠場。
CTランク6位のジョンジョン・フローレンスも現在はリハビリ中であることからサーフランチプロは欠場なので、ジョーディとジョンジョンはランキングを落としていく事になります。
注目はツアールーキーでCTランク5位のモーガン・シビリックですが、経験値の浅いモーガンのトップ5残留は厳しいとの見方が大半。
過去にツアー初戦と第2戦の連続優勝をマット・ウィルキンソンが果たした際も、2勝上げて後はそこそこの成績を重ねればワールドタイトルを取ってもおかしくないのに、ウィルコのタイトルは厳しいと言われ、実際に無理だった過去もあります。
さらに少し異なる例になりますが、複数回ワールドタイトル獲得の圧倒的実力でツアー入りしたサーファーの中で、ルーキーイヤーでのタイトル獲得はほぼ皆無。
唯一のレアケースがステファニー・ギルモアで、記憶にある限りステフのみがプレッシャーなどお構いなしにトップに立ったくらいです。
さて、ここからは次戦となるサーフランチプロの直近開催となった2019年のファイナリストとなったトップ8を確認しましょう。
現CTランクトップ10の中で、2019年開催のサーフランチプロでファイナリストに入ったのはグリフィンとヤゴ・ドラ(ジョーディは欠場のため除外)。
グリフィンもヤゴも爆発力あるエアリアルというとっておきの武器があるのがサーフランチでは強味となるので、サーフランチプロで大幅にランキングを上昇させる可能性があるので要注目ではないでしょうか。