2014年度シーズンのQSランクを7位で終え、今年2015年に初のWCT入りする事となったブラジリアンサーファーのイタロ・フェレイラ「Italo Ferreira」(20歳)。

10代でWCT入りする早熟なブラジリアンの中では、若干遅い感じもしますが、42歳のケリー・スレーターを筆頭に、ワールドツアーに残留するベテランサーファーが増えてきている現状を見れば、十分早いツアー入りと言えます。

特にイタロの場合、2014年シーズンには、QSのみに専念していたのではなく、ジュニアイベントにも出場していたのですから。つまり、ジュニアにして、世界のトップサーファーと互角以上に渡り合い、QSトップ10の座を獲得したのです。

今回の動画は、そんなイタロのフリーサーフ映像となります。小波でのサーフ映像なので、ビッグウェイブになった時のレベルは未知数ですが、おそらくツアー初戦のスナッパーから注目の存在になると思います。

というのも、フロントサイドにせよ、バックサイドにせよ、トップアクションのバリエーションが豊富すぎです。明らかにニュージェネレーションのサーフィンで、ツアーにおけるサーフィンのレベルを大きく変えてしまうと思います。

もちろん、太いラインのカーヴィングが少し弱いかと思いますが、その弱点を補うには十分過ぎるほどのレパートリーを揃えています。ワールドツアーにおける世代交代の波が間近に迫っていると感じてしまいますね。


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