膝の負傷によりワールドツアーから離脱している2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンス「John John Florence」(26歳)。
すでに膝の手術を終えてリハビリ生活を送っているものの、今シーズンのツアー復帰は難しいと見られています。
となると、2019年CT(チャンピオンシップツアー)ランキングからのオリンピック出場権獲得も厳しいと言われているものの、ジョンジョン本人がSNSで意味深な投稿をすることに。
今回の記事は、ジョンジョン・フローレンスによるSNS投稿、そしてジョンジョンが2020年東京五輪に出場できる可能性を検証してみます。
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まずはジョンジョンがSNSに投稿した内容は以下の通り。
サーフィン復帰はまだまだ先になるはずですが、すでにパドルボードに乗ってパドリングしている映像、そして「海に戻ったよ」というコメントと共に「#tokyo2020」とハッシュタグを付けています。
サーファーにとって初めてサーフィンがオリンピック種目として2020年東京五輪でデビューするので、金メダリストになりたいのは当然でしょう。
では、ジョンジョンはCTランキングからオリンピック出場権を得られるのかと言うと、現時点においては50%といったところ。
ジョンジョンのCTポイントを追う立場となっているケリー・スレーターやコナー・コフィンの結果次第であり、ジョンジョンも負傷前のツアー前半戦だけでかなりポイントを獲得していたので。
細かい数値については下記リンク先に記載しています。
ここからはジョンジョンがCTランクからのオリンピック出場権を逃した場合について考えてみます。
基本的に一つの国から出場可能なサーファーは男女最大で2名ずつですが、例外として最大3名という文言が、公開された公式文書には含まれていました。
もともとアメリカ代表はCTランキングからジョンジョンとコロヘ・アンディーノになると想定されていたので、ケリー・スレーターを出場させるための例外なのかなと個人的には推測していました。
例えば、CTランクではジョンジョンとコロヘに決まっても、2020年ISAイベントでケリーがトップ4に入れば、例外を適用して出場させるといった感じです。
11×ワールドチャンピオンのケリーが出場し、オリンピックイヤーでコンテストサーフィンを引退となれば大きな話題になりますから。
しかし、ジョンジョンのツアー離脱によりケリーがオリンピック出場権を得ることになれば、ジョンジョンを例外に当てはめることも可能なのでは!?
このタイミングにしてジョンジョンのSNS投稿を見ると、適用条件が明かされずベールに包まれた「例外事項」に関し、裏で何らかの動きがあったのではと勘ぐってしまうのですが、どうなのでしょうかね!?
もしくは、ツアー復帰が早まる可能性を示唆しているのでしょうか!?
何にせよ、あまりSNSを活用しないジョンジョンによる投稿ということで、非常に気になってしまいますね。