2018年シーズン途中から現在まで、膝の負傷に苦しめられている2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンス「John John Florence」(28歳)。
それだけ体を酷使するパフォーマンスをしている裏返しなのかもしれません。
そんなジョンジョンが最後にフルでCTに参戦したのは2度目のワールドチャンピオンに輝いた2017年シーズン。
今回の動画は、ジョンジョン・フローレンスによる2017年シーズンのヨーロピアンレグ時に撮影された未公開映像をお届けします。
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2016年と2017年の2年連続でワールドタイトルを獲得したジョンジョン。
当時のジョンジョンの目標としては、同じハワイアンサーファーのアンディ・アイアンズが過去に3年連続でワールドタイトルを獲得したので、同じ道を辿ろうとしていました。
しかし、2018年シーズンに訪れたインドネシアのバリ島にて、ヒート敗退後のフリーサーフィン中にしたエアリアルで左膝を負傷することに。
通常ならばすぐにオペとなりますが、体にメスを入れる事で選手生命が短くなるリスクを避けようと手術はせず、2019年シーズンは初戦からツアー復帰。
でしたが、2019年シーズンのブラジルイベントでキックアウトした時に膝の同じ個所を負傷し、今度は迷うことなく手術を選ぶことに。
翌年に開催予定だった東京五輪に間に合わせるなど、様々な要因によって手術が後押しされる結果になったと言えます。
2019年シーズンの最終戦はオリンピックのスポット争いのため、サポーターを付けた状態で出場したのも記憶に新しいですね。
その後の2020年シーズンは新型コロナでツアーがキャンセルとなり、2021年シーズン初戦は念願だったパイプマスターズ優勝を果たしたジョンジョン。
ジョンジョンの完全復活を見せたと思いきや、オーストラリアンレグ中に今度は右膝を負傷し現在に至ります。
ということで、今回の動画はジョンジョンがベストフォームだった時の未公開映像であり、実に4年も前の映像になります。
なのですが、レベルの高さに驚かされると同時に、それだけジョンジョンは時代の先を良くパフォーマンスしていたのだと気付かされる事でしょう。