サーフィンはロングボードに始まり、徐々にサーフボードは短くなっていくとショートボード革命により、ロングとショートに分かれました。
ですが、ロングとショートのみというわけではなく、ミッドレングスなんかを含むオルタナティブボードやフィンレスボードなど、サーフボードは多岐に渡ります。
だからこそ、ショートボードのワールドチャンピオンが普段乗らないボードに乗るのも自然な流れなのかもしれません。
今回の動画は、ジョンジョン・フローレンスによるパイプラインでのシングルフィンでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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思いっきりハイパフォーマンスの世界で生きているジョンジョン。
そんなジョンジョンがシングルフィンに乗ると言うので、興味深い内容と言える今回の動画。
ジョンジョンが乗っているのはパイゼルの古いボードで、グラスオンのシングルフィンとのこと。
ボードの長さは5'10で、ボトムデザインはチャンネルボトムだそうです。
ジョンジョン以外の出演者は、弟のネイザンとアイヴァンで、2022年1月にパイプラインで撮影された動画となっています。
パイプということでバレルがメインですが、興味深いのがターンをするシーン。
サーフィンにおいてフィンはターンの支点と呼ばれていて、支点とは英語で「supporting point」。
普段の3枚フィンが付いたスラスターから2枚フィンを減らしたシングルに乗っているということで、英単語をもじるとサポートしてくれるポイントが減る事になります。
つまり不安定になるということで、ジョンジョンのみならず、CTサーファーなどがシングルフィンに乗ってもターンの時はかなり用心深くなる点は興味深いです。