オーストラリア出身で昨年2019年CT(チャンピオンシップツアー)ランク11位のジュリアン・ウィルソン「Julian Wilson」(31歳)。
スケートからインスパイアされたエアリアルも得意とするジュリアンは、当然ながら幼い頃からスケートにも熱中していたサーファーの一人。
そのため、昔からサーフィンとスケートを融合させたいと考えていたとか。
今回の動画は、ジュリアン・ウィルソンの思いを形にしたレールプロジェクトの映像をお届けします。
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サーフィンでレールと言うとサーフボードのサイド部分を指しますが、ここではスケートボードでトリックに使うレールの方の意味です。
ジュリアンはプロサーファーと言う事で、海で専門であるサーフィンをしながらスケートのトリックもしたいと思い誕生したのが今回のレールプロジェクトだそうです。
レールプロジェクトが始動したのは、2018年9月と1年以上も前のことになります。
海にレールを浮かべて行っていたものの、コントロールされていない環境と言うことでとてつもなく難易度が高いチャレンジとなることに。
そんな時に誕生したのが、メルボルンのウェイブプール「アーバンサーフ」。
ウェイブプールはコントロールされた環境と言う事で、レールプロジェクトの舞台をアーバンサーフに移してチャレンジを継続し続け、ようやく成功へと至ったそうです。
ちなみに、レールプロジェクトではサーフボードも特注となっていて、レールに飛び乗ることからボードの重量を最小限まで落とし、カーボンファイバーで強度を出したとのこと。
一見全く意味がないチャレンジのように思えますが、みんなで力を合わせて一丸となってトライする様子を見ると、意味のないことはないと考えさせられてしまいます。