ここ10年ほどにおいて短くなっていったサーフボードの長さ。
流行のきっかけとなったのは2008年のパイプマスターズで優勝したケリー・スレーターが乗っていたディープ6というミニボードで、徐々に人気が出始めていたミニボード人気を加速させましたね。
しかし、ミニボードの流れも落ち着いてきて、ここに来て逆に長いボードに乗るプロサーファーが。
今回の動画は、ファンサイズの波で6'9"の長いボードに乗るメイソン・ホー「Mason Ho」(31歳)によるフリーサーフィン映像をお届けします。
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現在ではパイプラインなどでも、マックスサイズとならなければ6フィート程度のボードに乗ることも多いプロサーファー。
一方、メイソンはパイプマスターズにワイルドカード出場すると7フィート台のボードに乗ったりすることが話題になったりします。
メイソンが長い板に乗る理由としては、父親であるマイケル・ホーのアドバイスだと語っていました。
しかし、今回の動画はバレルがメインではないファンウェイブでのコンディションで6'9"を使っているのが興味深いです。
サーフボードが長くなればなるほど小回りが利かなくなるので、基本的にはターンもしくはバレルのみのマニューバに特化した波用と言えます。
ですが、長いボードであってもロデオフリップにトライしたりと従来の概念を覆すライディングを狙うメイソン。
やっぱりこの人は周りを楽しませてくれるエンターテイメントサーファーです。
ちなみに、使用しているのはロストサーフボードのかつてのフラッグシップモデルと言われた「Whiplash(ウィップラッシュ)」。
撮影が行われたのは数日前のオアフ島ノースショアとのことです。
時代の流れとは逆行したメイソンのパフォーマンスをチェックして見て下さい。