2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンス「John John Florence」(28歳)。
サーフランチで開催されたWSLカウントダウンには出場していなかったので動向が気になっていたのですが、シーズン入りしたオアフ島ノースショアでのフリーサーフィン動画を公開しました。
今回の動画は、ジョンジョン・フローレンスによるファンウェイブでのフリーサーフィン映像をお届けします。
スポンサーリンク
WSLカウントダウンは2021年シーズンに向けたCTサーファーのウォームアップイベントという位置付けなので、意外だったのがジョンジョンの欠場。
ジョンジョンと言えば昨年2019年シーズンは膝の負傷の再発に苦しめられたものの、オリンピック出場権がかかっていたこともあってか、膝にはサポーターを付けてパイプマスターズに出場。
そして見事、オリンピック出場権争いでケリー・スレーターを上回って獲得に至りました。
ただし、翌年頭のボルコムパイププロには出場しなかったので、パイプマスターズで無理をしたので膝の治療に専念しているのかとの懸念がありました。
そんな中で、新型コロナによるパンデミックでCTイベントはキャンセルとなったので、膝の完治を考えればジョンジョンにとっては万全を期す上でも助かったと言えます。
そんなこんなで時が経ち、再びハワイシーズンを迎えることになった現在。
ジョンジョンのフリーサーフィンですが、動画冒頭でロッキーポイントにいると口にしているので、ロッキーでのセッションだと思います。
動画を見て驚かされたのはターンで、今まで以上にワイルドさが加わりレベルアップしています。
トップサーファーの共通点として、若手時代はハウツー本に出るようなお手本的スタイルが多いながら、成長と共にワイルドなアプローチが加わってくると感じます。
デーン・レイノルズ然り、コロヘ・アンディーノ然りと顕著であり、ジョンジョンの今回の動画もまさにその通り。
ターン勝負になれば、そう簡単にジョンジョンを負かすことのできるサーファーは少ないでしょう。